県営松代アパート(茨城県つくば市)

80年代→90年代に考えられた未来の姿・・・

 

f:id:rito_350gt:20200124000235j:plain

茨城の「つくば市」。

科学万博が1985年に開催され、万博終了後も「研究学園都市」として発展を続け、

2000年代には「つくばエクスプレス」も開通。

都心を結ぶ「ベッドタウン」としても発展しております

→個人的にはあそこから都内の通勤はイヤ(笑)

f:id:rito_350gt:20200124000509j:plain

そんなつくばの「研究学園都市」。80年代→90年代に一気に発展したので、その時

代の建物が多く、しかも「当時の人の考えた未来の都市の姿」が投影されたモノが各所

で見られます。

f:id:rito_350gt:20200124001907j:plain

まあぶっちゃけるとエモ過ぎる廃墟みたいのが幾つもある。

 

そういう事です(笑)

f:id:rito_350gt:20200124001418j:plain

今回伺ったのは「県営松代アパート」

 

→あ、まだ人は普通に住んでおりますよ!!廃墟じゃありません。


ここのスゴイのは「中庭」を作った上で、団地を4棟で囲み4階部分(建物は6階建て)

 

を「回廊」でグルリと「連結」しています。

f:id:rito_350gt:20200124001727j:plain

結果、こんなにも「エモい空間」になってました。

各部を周ってディテールを紹介します。

f:id:rito_350gt:20200124002058j:plain

「回廊」にはエレベーター(1F/4Fしかない)か建物の端にある「階段」から行きます。

f:id:rito_350gt:20200124002221j:plain

角の部分が4本の支柱の延長で、そこに「屋根」を設ける・・・・。

いちいちオモロイなー。

f:id:rito_350gt:20200124002626j:plain

では「階段」を上がり「回廊」を1周してみます。

 

f:id:rito_350gt:20200124002741j:plain

各棟の「つなぎ目」には「屋上広場」みたいな空間がありました。

f:id:rito_350gt:20200124002937j:plain

当然場所によってはベランダが回廊に面してしまう箇所もあります。

・・・まる見えです。

あとベランダから簡単に「侵入」出来そうですよ(??)。。

f:id:rito_350gt:20200124003146j:plain

再び「下」を臨みます。

 

f:id:rito_350gt:20200124003334j:plain

f:id:rito_350gt:20200124003405j:plain

所々で「エモい演出」が入るのでした。

 

長くなりそうなので今日はここまで。

 

「後編」につづく~。。