トヨタ ハイエース レジアス ウインドツアラー

迷走しまくるトヨタミニバン・・・・

９０年代中盤。

５ナンバーエスティマ兄弟（ルシーダ・エミーナ）が、

そこそこにヒットしたものの、次の一手に欠けてたトヨタのミニバン戦略。


ホンダではオデッセイが「当たり」、ステップワゴンも勢いを付けてきた頃。

フルサイズ１ボックス「グランビア」のコンポーネンツを使った５ナンバーモデル

を出して来ました。


そいつが「ハイエースレジアス」。

ハイエースを名乗るからか（？）、ＦＲレイアウトをとったパッケージング。

正直、真正面から見ると、ものすごーく重心が高い割りに、ナロートレッドで、

安定感無さそうでした（笑）。。


当初から設けられたエアロ装着モデル「ウインドツアラー」は、

正直、日産の「ハイウェイスター」のコピーみたいでした。

このウインドツアラー。

「マルチ　ディタッチャブルシート」と言う、取り外しの自由な、後席を採用。

好きなレイアウトに組め、必要無ければ、全て外し「バン」みたくするのも可能

でしたが、　外したシートを置けるスペースのある家は、そう無かったようで、

あまりウケてませんでした。


このレジアスには、バンも設定され、さらに、

ハイエースバンを「レジアスエースバン」として売り、さらにハイエースワゴンも


併売。。

もうややこしいったらありゃしない。


ライバル日産は、初代「エルグランド」がヒットし、波に乗り出しましたが、


まだまだ、当時のトヨタは、アルファードが出るまで迷走してましたー。。