いすゞTWDトラック初期モデル
多分「初期モデル」ってのを検証する。
もう、このクルマ自体ありません。10年以上前に撤去されてます。
いすゞの「全輪駆動ボンネット」のTSD・TWDですが「平成」になってからも生産さ
れ、自衛隊に配備されてたので、他のボンネットトラックよりは生存してる個体を見れます。
コイツも、そんな個体の一つだと思ってましたが、少し「違和感」を感じました。
なんかナローじゃない?タイヤも細っいし。
さらに、このシートで覆われたキャビン。
「ここが気になる。1961年式以前のモノかも?」
と、ある方からご指摘を受けました。
初期のモデルは戦時中のトラックの如くピラーが直立してるとの事。
コラ気になる。で「再訪」~♪
シートに覆われた部分(他人のモノだったので勝手に外せません)を見るとフロントの
ウインドーが「直立」してるのが判ります。
さらに何とも「質素」なカンジのドア周り。田舎の物置やトイレみたい」なドアノブが付いてました。
こりゃ間違いなく初期モデルだぎゃ。
中期以降のキャビンと比べると「別物」ですね。
フロントフェンダー後ろの「段差」に注目。なるほど。中期以降はTXのキャビンにTW
のボンネット周りを「合体」させてワイドフェンダーにしてたのか。
色々な事が判った一日でした。